2014年1月8日水曜日

真冬の富士山麓田貫湖で野鳥7種 その2. There are seven kind of wild birds at Lake Tanuki beside a Mt. Fuji in the depth of winters. vol.2


 昨日に引き続き田貫湖の真冬の野鳥をご紹介。まずは何処にでもいるジョウビタキの雄と雌。今年は非常に多く見かける。武蔵野の住宅街にもジョウビタキのメスは朝の犬の散歩中でもすぐ傍に来てカタカタやっている。熊本地方の呼び方で「ヒンカチ」と言うのが非常に納得できる。前にも書いたと思うが、このジョウビタキはオスとメスで目の大きさが随分違って見えるのはカラーリングのせいだろうか?何故かメスの方が目が大きく見えてしまう。

 次にカシラダカ。この野鳥は武蔵野の野川公園や自然観察園でも普段から見ることができる。5年ほど前に信州の白馬村に行った時、有る公園でこのカシラダカしかいない所が有った。その画像は近々公開予定。

 田貫湖は一応小さくても「湖」と名が付いているからには水鳥も沢山居る。今回は水鳥は掲載しないつもりだったが後姿だけ撮れた水鳥がいたのでご紹介。その他は又近々掲載したい。で、最後は意外や意外!人吉で見慣れたヤマセミがかなり上空を飛んでいくのを発見!「確かに居ましたよ!」程度の確認画像だが田貫湖周辺にもいる事の証をご紹介。

 実は人吉に居るヤマセミの川辺川流域の生息環境を学んで、田貫湖附近の渓流に居るのではないだろうかとGOOGLEの地図と航空写真で場所を幾つか設定してヤマセミを捜しに行ってみたのだが、なんと!最初の場所でつがいを発見。それも予期していなかった為50mも無い近距離で二羽と遭遇してしまい何もできなかったという悔しい経験をしたのだった。しかしパソコンの地図で予想した場所に行ってみて予想通り目の前でヤマセミに遭遇できた事実はとても嬉しかったし、人吉での勉強・経験が身に付き始めた証拠と思い、その日は一日中興奮していた。

ジョウビタキの雄、ちょうど良い感じで留まってくれた。

普通はこう云う感じで撮影が一般的だろう。ちょっとお腹が出ている感じ?身につまされる。

こちらは近づいても物おじしないメス。どの生き物もメスの方が度胸が据わっている。

ご覧の通り、どう考えてもオスより目が大きいと思うが如何だろう、気のせいか?

カシラダカ、この日はチョコチョコせわしなく餌をついばんでいた。

鴨だとばっかり思い込んでいたが、パソコンで拡大して視たらどうやらカワアイサの様だ。自分としては初めて視た事に成る。

これが問題の上空を去りゆくヤマセミ。これはもう間違いようのないシルエットだ。手前のつり橋のワイヤー越しなので高度30m位だろうか。以前この傍の渓流で出遭ったつがいの片方かも知れない。こんな真昼間にこの高度で飛ぶというのも滅多にない経験。