2014年1月6日月曜日

久しぶりにトラツグミと隣の大学構内で出遭った。 After a long time I saw a White's Thrush at the neighboring campus.

 隣の大学構内でトラツグミに出遭ったのは久しぶりだった。正月は学生も帰省していて構内を歩く人も殆どいない。時折り巡回パトロールの守衛さんが電気自動車に乗って回っているが、撮影に入る時に必ず守衛詰め所に顔を出しているのでもう顔なじみになっている。正月の三日には写真集「江津湖の野鳥」を進呈したので、たとえ怪しげな迷彩の上下でも咎められる事は無い。

 守衛さんと野鳥や、それを襲う野良猫の話などついつい話し込んでしまって、時間が過ぎてしまう事も多々ある。が、今回だけはその時間差のお蔭でトラツグミに接近状態で出遭えたから何が幸いするか判らない。

 このトラツグミは夜中に不気味にか細い声で「ヒィーヒョー」と鳴くので、昔は架空の動物鵺(=ヌエ)と決めつけられたようだ。雨の日は日中でも鳴くと言う。以前間近でこれが歩く姿を観たが、カメレオンのように体をゆっくり前後に揺する様にして動いていた。

 今回の個体は右目が左に比べて小さくしか開かないようだった。ゴミでも入ったのか先天的なモノなのか?かくいう私自身が左目の眼球そのものが右目より小さくて先天的な弱視の為視力が生まれつき0.1も無い。妙に親近感がわいてしまった。勿論右目はその分補佐しているのだろう、普通の計り方でも2.0以上は確実にある。
 

まだ判りやすいが、6年前霜の朝に撮影した画像は背景に融け込んでしまってクイズもしくは目の検査のような画像になってしまった
 
草の影に隠れたつもりなのだろうか?ジーット動かなかった。
 
1時間後に全然別の日当たりのよい場所でも見掛けた。
 
正月に撮影した画像は整理中だが、明日は箱根でまだ雪が残る場所での野鳥画像を幾つかアップできそうだ。