2014年1月3日金曜日

カワガラスは前を向いていても真後ろが見えるのか?  The Japanese water ouzel can see right behind.

 正月に八代の水無川上流で撮影したカワガラスの画像を整理していたら妙な画像を発見した。真後ろからの画像なのだが両眼が見えている!という事はカワガラス自身もまっすぐ前を見ていて真後ろが見えるという事に成るがそうだろうか?

 Wikipediaによると鳥の眼球は人間の様には動かないと有る。しかし人間よりはるかに優れた視力を持つうえ、偏光眼を持つ種もあると記しているのでヤマセミなどはその典型のような気がする。普通カワガラスは大小の石の河原、あるいは谷川のような大きな岩の連続する場所に多く生息しているようだが、人吉の街のど真ん中の川にも居る様だ。

 過去においてカワガラスを視認した場所は上高地の河童橋の下、八ヶ岳の渓流の岩場、八代の竜峰山の裏の水無川上流部、人吉の中川原公園、球磨川支流の胸川上流部、菊池川上流の菊池渓谷などなど。ヤマセミ比べれば視認頻度ははるかに高いと思う。

 
氷川の立神峡から種山小学校附近を右に入り県道155号を八代市方面へ進むと小さな峠を越えた先の渓流でこのカワガラスに出遭った。
 
別の個体を少し先で発見
 
黒い野鳥なので非常に撮影しにくい
 
これが問題の画像で、真後ろから撮影しているのだが目が出っ張っていて光っているので真後ろも見えているんじゃないかと思ったのだが・・・・。