2014年2月24日月曜日

渡良瀬遊水地でオオジュリンに迫る。 I met Reed bunting at Watarase wet land.

 渡良瀬遊水地でハイイロチュウヒに出遭えた翌日、必ず居るはずと思っていたオオジュリンが目の前の葦原に来てくれたので500mmF4+×2.0EXTENDERで狙ってみた。
 相変わらずチュウヒ系のお出ましを待っていたが、パチパチと何かがはじける音がするので目をこらしたら、オオジュリンだった。こちらは夕陽を背負っているので動かなければどんどん近くに寄って来るので弩アップで撮影できた。
 私は「ノートリ」などという撮影成果を誇ったりすることが大嫌いなので、そのための努力などした事は無いが、あまり近くに寄ってくるのも困ったものだ。葦原なので葦の茎や葉が必ず被ってしまいそうで気が気ではなかった。

 しかし、丹念に幹の皮をはいで白い粉を吹いた様な部分にいる虫を採餌していた。「江津湖の野鳥」にも掲載したオオジュリンは半分夏羽の面影が残っていてまだらの顔をしていたが、今回の渡良瀬遊水地では完全な冬羽の状態だった。パッと見、カシラダカと似ている気がした。

一見これで冠羽が立っていたりしたらカシラダカだと思ってしまうかも。

多分真っ黒なシルエットでこちらを認識しているのだろう。

木の皮を丁寧に剥いで

ペッと捨てる。

虫が隠れている所は経験値で判るのだろうか?

背中を視る事はあまりないオオジュリンだが、今回はうまいこと視る事が出来た。