2014年2月18日火曜日

餌を掴んで滑空するチョウゲンボウ。 Suddenly common kestrel appear with caught small bird at hand.

 今回の人吉撮影行で、タゲリを撮影中いきなり目の前を捕えた野鳥を引っ提げてチョウゲンボウと思しき猛禽類が横切って行った。画像的には逆光でとっさの事だったので証拠写真レベルの画像しかないが、ご紹介したい。人吉の球磨川流域では散歩途中のオバサンのすぐ頭の上で猛禽類が小型の野鳥を追いかけているシーンを撮影した事もあり、写真集「川辺川・球磨川流域の山翡翠」の最終部分に掲載した。チョウゲンボウにしろハヤブサにしろ関東ではなかなかお目に掛かれないシーンを観察できるので感動の多い場所だ。

 この餌物を掴んだチョウゲンボウは餌物としては大きい野鳥だったせいか、随分低空を飛行して、やっとの事で低い灌木の枝に留まった。その留まった時の画像を視て初めて獲物を掴んでいたのだと理解した。確かに飛んで滑空している時の様子がどうも重々しかったので怪我でもしたのかと思ったが、実は餌を掴んでいたのだった。

タゲリを撮影中、タゲリの遠方に目の高さを静かに左から右へ移動する飛行物体を発見!

飛翔の恰好から小型の猛禽類らしいと判断

しかし、どうも飛び方が重くて怪我でもしているような感じだった。

胴体の下から何かが見えるので足でも怪我したのだろうと思った。やっとの事で牛の放牧場の電気柵を越え隣のブロックの灌木の方へ進んだ。

そうして、片足で枝に留まる瞬間!もう一本の脚に掴んでいる餌物が野鳥であるらしいことを発見。重々しい飛び方の理由がこれであった事を知り驚いたのがこの時の正直な話。