2015年5月18日月曜日

エゾビタキも紹介しておこう。 Grey-streaked Flycatcher will come at autumn season.

  灰色系のヒタキ3種、サメビタキ、コサメビタキ、エゾビタキの内エゾビタキをどうしようかと思ったが、この際紹介しておきたい。

 ご多分にもれず筆者もボケが始まっているらしく、昨日は無意識の内に都心で外食をして昼に丼物を二度食べてしまった。11時に湯島天満宮で人と逢い門前「鳥つね」の名物親子丼を食べた後、珈琲を2杯飲みながらこの月末から一人でアメリカ大陸を縦断する彼との話に夢中になった。
 
2時間後御徒町に向かった際何故か「昼を1時間も過ぎてしまった、飯屋ももう空いた頃だろう。」と思ってしまい、上野松坂屋の地下の天麩羅天一に入り天丼を頼んだのだ。
 しかも、頼んだ時、食べている最中も一切2時間前の親子丼の事には気が付かず、武蔵野の自宅に戻ってキッチンで気が付いた次第。あまりの事にボーゼンと立ち尽くしてしまった。

 日時や約束、論文提出期限、払い込みの期限などを失念するのであればまだ有りそうな事だが、昼飯を二度食べて、しかも美味しく食べて、なおかつ其の事を記憶していないと言う自分の脳の劣化?に大きなショックを受けてしまった。とうとう自分もボケが始まったか!?気をつけねば。

 エゾビタキの話がとんでもない話に飛んでしまったが・・・。ヒタキ3兄弟の最後はエゾビタキ。野鳥好きの方であればもう常識だが、3兄弟のうち明らかに一番大きく胸の縦じま模様で判別は簡単だ。しかし、春の季節にはまずお眼に掛かれない。ほとんど秋に観察できる季節限定の野鳥だ。

 今まで、北九州・小倉の足立山森林公園、阿蘇山みんなの森などで10月20日頃観察撮影している。Grey-streaked Flycatcherの英名の通り飛んで羽虫を捕らえる名人。したがって開けた森林エリアで飛び回る。しかし背景に樹木が入る場所での撮影はAFフォーカスが難しく、完全に開けていれば全て逆光下の撮影になるのでこれも難しい。

森林公園の真ん中に台風の目に入ったような空間があった。そこで1時間観察。

都合よく日が翳ったので光的には撮りやすかった。

やはり背景が遠いほうがはっきりと捕らえられる。

この画像は少し茶がかかっているが基本的には灰色のボディだ。

鼻っ面を羽虫が飛んでいるので振り返ったのだろうか?

眼の検査のようだが露出を絞ると背景が迫って来てしまう、面倒くさい撮影だ。

この鳥は500mmでは追い難い。400mm手持ちが良いかもしれない。

結構高速で飛び回っていた。

空中で一瞬上向きに止まって虫をキャッチする場面を見たかったが、そういう獲り方ではない様だ。モズのような採餌方法かもしれない。そうであればこういう樹林帯では撮影は難しい。


胸の縞々が綺麗に見える。