2015年5月30日土曜日

市房山で数多くの蝶とソウシチョウに遭遇。 I meet with many butterflies and red-billed leiothri in Mt. Ichifusa.

 梅雨入り間近の昨日、早朝再度県境を越えブッポウソウ・ポイントを訪れ様子を観察。その後一旦県内に戻り東に向かい市房山へ。市房山は全国的に蝶の多い所という事でその筋の人々には非常に有名な場所だそうだ。これは超貴重種のゴイシツバメシジミだけではなく、色々な種が過ごしやすい環境が整っているそうだ。

事実、キャンプ場に車を置いてカメラを抱えて登山道を進む途中で何と一か所蝶が固まって地面に浸みた水を吸っていた。ミネラルが豊富なのだろうか?なんと一画面に4種の蝶を入れて撮影できた。沖縄でしか視たことが無かったイシガケチョウも沢山いた。

頂上までは行かないが、途中で戻って来た後やたら笹薮が騒がしいのでなんだろうと思ったらソウシチョウの小群だった。白髪岳中腹の展望台にも沢山いたのを思い出した。昨日はいつものヤマセミ観察とは異なった幅広い自然を堪能できた。今日から八代~北九州・小倉へ移動、しばらく人吉を離れる。
天気も良く梅雨入り前最後の日和だったかもしれない。

登山道の一つは崩落で通行できなかった。

棚田は田植えも終わり、独特の季節感を醸し出していた。

古い家屋も多く、こういった佇まいだけを撮影に再訪しようと思う。

一画面に4種の蝶!関東では考えられない。決して合成ではない、念のため。アオスジアゲハから時計回りに、モンキアゲハ、イシガケチョウ、キタキチョウ(たぶん)。蝶の達人に画像を送って名前を教わった。

イシガケチョウは平らになって羽を広げてペタンと留まる事が多いが、こうして立っている所は初めて視た。羽根の裏側(表なのか?)も同じ模様だった。

騒がしいソウシチョウ。しかし囀りではない地鳴きの声は濁声だった。

いつの間にか勢力を拡大している外来種・篭脱け?だが彼らのお蔭でウグイスが減っているって本当なのだろうか?