2015年10月8日木曜日

団塊世代の奥日光戦場ヶ原レポート その3。 ノビタキの草むらフライングキャッチ!The nature reports of Nikko wet-highland by baby boomer. Vol.2

 今年の夏は暑かったし、雨も多く週末ごとに雨だったりしてなかなか晴れが続かなかったが、此処へ来てやっと秋晴れが続いている。超大型の台風が北海道東部直撃の様子だが、根室の皆さん用心めされ。春国岱のネイチャーセンターは北に向いているので東側を台風が通った場合はモロに風を受けるから心配だ。

 昨日の奥日光戦場ヶ原案内レポートに続いてこれからは撮影出来た野鳥達をご紹介。最初は何と言ってもノビタキ。以前は自分で気が付かなかったのだろう、赤沼から湯滝へ向けて進み、右に戦場ヶ原が一望に開ける展望エリア右側の枯れ木に留まるノビタキを散々撮影したものだった。しかし今回はその反対側西側の水分の多い湿地帯にノビタキが集中していた。

 なんと!木道の直ぐ下、数メートルまで近寄ってくる。最初は歴代の親から引き継いだDNAで単に人馴れしていると思っていたのだが、自宅に戻って色々撮った写真をパソコンで観て愕然とした。草むらの中で採餌していたのだ!ノビタキ、モズ、スズメ、ブッポウソウ、セキレイ類が空中で昆虫をフライングキャッチで採餌している場面は幾度も撮影していたので、野鳥の採餌はそうやって行うものとばかり思っていた。

 だが、草原の草むらで低く飛び、草から草へ移る昆虫を少し高い草の穂に留まり見張っていた。そうして数m離れた葉に留まったり飛んだりする昆虫を見つけ、草むらにダイブして捕らえていたのだった。いわゆる上空でのフライングキャッチ、草むらの中でのキャッチ、それに草むらの直ぐ上でのキャッチと3タイプを今回は観察・撮影出来た。順次ご紹介。


此処戦場ヶ原の今の時期だからこそ草むらの中を飛び回る姿を撮影出来た。
 

草を主翼で搔き分けながら昆虫を探している。

画面左下方に飛翔中の昆虫を目敏く見付けた。

此処からは少しアップで!・・・猛然と虫に襲い掛かる。

パクリ!捉えた瞬間。

咥えたまま身近な止まり木へ移動。落ち着いてから飲み込む。