2016年8月9日火曜日

ブッポウソウの交尾行動。The copulation action of the Dollarbirds.

 2日前のこのブログへのアクセスがやはり500件を超えた。各県別のアナリスト数値を見る限り、九州より関西・関東の方が圧倒的に多かった。同時にEメールやこのヤマセミWEBの問い合わせコーナーからのコンタクトが多かった。
 8割は投書者の属する団体支部でも似た様な状況が在り、一部の声の大きい古くからの会員が牛耳っていて、もう脱会したいという内容だった。それだけ全国の野鳥ファンの間でも起きている「今そこに在る問題」なのだろうと思う。

 ごく少数だったが、支部の会議に実情を報告して全メンバーにアンケート調査をして一部の独善的なメンバーへの「厳重注意」を行ったという話も頂いた。
 無視すれば済むというご意見も在ったが、関係のない第3者に迷惑が掛かる事で混乱が広がるのと、地元の人間関係に波風が生ずることを未然に防ぐ意味で決断をした旨丁寧に返信させて頂いた。

 この野鳥団体のメンバーに加盟する事で、何か野鳥の世界に関して「特権や利権」を得たと勘違いし、団体メンバーでない一般の野鳥ファンに対し上から目線でモノを言う様に成ったり、何か指導するようなエラそうな態度で接したりする人間がごく少数出てしまうという。

 今まで普通の野鳥ファンでしかなかった人間が、団体メンバーになったからと言って、とたんに野鳥に関して詳しくなったり、部外者をエラそうに指導などして良い訳が無い。脳の中味や性格がそのままなのに在り得ないだろう?

 更には自分の観察エリアに来た珍鳥や迷鳥を、まるで自分の管理物かの様に思い込み、やたら他県の人間や部外者に口外するなだと「かん口令」を強いたりする。

 他県ナンバーの車を見ると、何かと難癖をつけその場を立ち去らせようとする。この手が原因のトラブルは先日退会した県支部のみならず、関東でもいくらも目の当たりにしている。

 野鳥団体所属メンバーが、そうで無い野鳥ファンの間で嫌がられ、あちこちで陰口を叩かれている実情は、このようにほんの一握りのメンバーの「勘違い、思い上がり」が原因なのだと思っている。自浄作用がいつ芽生えるかは判らないが、暫く注視したいと思う。しかし団体メンバーのほとんどが温厚で礼儀と常識をわきまえている方々だけに、なかなか難しいかもしれない。
 

・・・と言う訳で、堅い話の後はブッポウソウの交尾の画像と動画をご紹介!

交尾前は非常に仲睦まじい、人間の方があてられるほど・・。

交尾開始のタイミング。

交尾中は意外と激しく鳴きながら羽ばたいている。ヤマセミとは少し違う様だ。

交尾そのものは15秒程度で結構長い、その前は結構時間が掛かっている。

 交尾中の様子は別のもう1台のCanon 5DMarkⅢの動画機能で撮影してあったので、それもご覧いただければ立体的に生態を理解できると思う。やはり野鳥の生態は動画と静止画の双方で記録できると、奥の深い観察分析が可能だ。

ブッポウソウ交尾動画= https://www.youtube.com/watch?v=9rS69pwRRNE