2017年2月25日土曜日

採餌カワセミのデカすぎた獲物!  One day Common kingfisher got big fish, too much.

カワセミもヤマセミもそれぞれ分相応の魚を得ることで、生活エリアが重複しても問題なく共存しているのは以前も述べたとおりだ。

 現実的に、人吉エリアでだけだろうが、ヤマセミとカワセミが一緒に一つの画面に入っている画像は思いのほか数多く撮影出来ている。採餌場所で一緒にいる場面や羽休め中に架線上で一緒にいるシーンなども撮影出来ている。

 特に人吉エリアにおいては繁殖用のヤマセミの巣穴とカワセミの巣穴がすぐ近所に並んでいたりする。これを見ても共存共栄している様が見て取れる。

 そのカワセミが身分不相応な獲物を獲ってしまったケースが此処にある。何とも大きな魚を獲ってしまい、ギターを抱えた演奏者のようなスタイルで枝に留まっているシーンからご紹介。

カワセミの大きさと魚の大きさを比べてみれば…獲物は大きすぎ!

まだ尻尾を跳ねるので魚が生きているのが判る。

せーの!で放り上げて咥えなおす。

そのまま枝に叩きつけて完全に息の根を止め、背骨を砕く。この際カワセミは力が入るので瞬膜と言う第2の瞼が閉じる。宇宙人のような顔になってちょっと怖い。(実際に宇宙人を見たことは無いが・・・)

打ち叩かれてだんだん魚が柔らかくなっていく。

柔らかくなった獲物を飲みに掛かるカワセミ、しかし時間が掛かる。

カワセミの体長の半分以上の大きさの獲物を飲みこむカワセミ。