2017年7月17日月曜日

団塊世代に朗報!レコード大復活! Disc record is back! It's a good news for baby-boomers!

 この三連休直前、主要新聞にレコード、あのビニールの音楽円盤が最近復活してきて、最低時期の8倍以上の生産量になったと面白い記事が載っていた。
 同時にTechnics(テクニクス=パナソニック)、 アイワ、ビクター、など懐かしの音響ブランドが復活し始めたという信じられないニュースも数日後の新聞に載った。

 団塊世代は、ちょうどシェラックやべークライト製の落とすと割れるレコードから、落としても割れない塩化ビニール製のレコードへの過渡期に幼少期を送っているはずだ。自分でもエルビス・プレスリーの「監獄ロック」を割れるベークライト盤で持っている。

 同時にフィリップス45-45方式のステレオレコードも開発されアンプを2台載せた「ステレオ装置」が大ヒットしたのも1960~65年、つまり昭和35年~40年頃だろうか。
 ニッポン放送と文化放送を左右に分けて、パイオニアがスポンサーで「パイオニア・イブニング・ステレオ」という珍しい番組も在った頃だ。当時自作した2台の五球スーパーのラジオを左右のチャンネルに使って立体放送を家で聴いていた方も居られよう。

 筆者は「団塊世代のヤマセミ狂い外伝」にも書いた通り、中学時代から主にアメリカのポップスに夢中に成り、レコードをお小遣いで買っていたが、映画「アメリカン・グラフィティ」を観てオールディス・レコードのブームが来るとばかりに猛烈コレクターになってしまった。

 今でも4,000枚に及ぶ輸入盤レコードが棚に並んだままだ。ひと段落したらこれらを整理してデジタル・リスト化し、ネットオークションなどで販売も考えようかとひそかに企んでいるのだが・・・。


 これらの記事にも出ているが、やはり30cm×30cmの四角いレコードジャケット(当時の輸入盤オリジナルに限るが)には憧れたアメリカの文化風俗・匂いがいっぱい詰まっていた。再販モノには無い。
 片岡義男さんなどが憧れた金網の向こうに在る在日米軍のベース(基地)のアメリカがそのまま存在している。

 レコードの針を置いたドンという鈍い音と、シーッという「かかったな?」確信できる独特の溝音を聴かないと安心できない世代がもう一度
「花咲く街角」になるかどうかしっかり見極めたい。

 流行りがやっと一回りして、自分の夢中になった時代が、少し戻って来たのかと思うと嬉しい。我が家のレコードプレーヤー2台も、死ぬまでの分を買い置いたオルトフォンの拳骨=SPU・GTシリーズのカートリッジ・ストック、SMEの12インチのロングアームなどやっと陽の目を見そうだ。
VICTORのターンテーブルにアームを2本付けて

アンプはラックス、FMチューナーもまだ動いている。

1982年前後雑誌の取材を受けた時の画像、筆者34歳ころか?

レコードの量は全然減っていない、実はどうしようか考え中だった。

アメリカの匂いプンプンのコレクション。ほとんどがコレクターズアイテムに入るだろう。英語のフォントの見本のようにも見える。

サーフィン系だけ集めても結構あるし、Venturesなどを入れたら両手を広げたくらいになるだろうか?Beatlesやリバプール・サウンド系は一番多いジャンルに成ると思う。

 せっかくレコードが復活するのであれば、出来れば当時のジャケットで再販して欲しいと思うが如何だろう?いくらでもお貸ししようと思うが・・・。