2017年8月24日木曜日

猛暑日はエトピリカの画像でなごみたい! I would like to see Tufted Puffin's cool photos when it's so hot day!

 今年二度目の真夏が戻って来た。20日間ほど戻り梅雨状態だった関東地方、昨日から再び急に気温が上がった。
 武蔵野のセミは今が盛りと夜も鳴き続け、早朝はガビチョウが普段聴きなれない、どちらかというと異質で綺麗な声で囀り続けている。

 こういう日は、日中は冷房・クーラーをエコ・モードで掛けっぱなしだ。そうでも無ければ熱風が室内へ入ってきてしまう。
 夏枯れで武蔵野の野川流域のフィールドに野鳥の姿はあまり見受けられない。いるのは昆虫ばかりで、オニヤンマ、ギンヤンマ、アキアカネ系、シオカラ、ムギワラ系のトンボたち、ジャコウアゲハ、クロコノマチョウなど夏の盛りを越えた頃夕方出回る蝶が飛び始めている。

 そんな暑い日のブログは、数年前真夏に訪問した根室附近で遭遇したエトピリカの画像を再びご紹介しよう。
 道東の海は冷たい!⇒その海域に居るエトピリカは涼しそう⇒こちらも涼しく感ずる・・・といった金魚を観て涼むような効果をこのブログでも狙ってみたが如何だろう。

 現在このエトピリカは日本における絶滅危惧種だが、道東の根室沖・ユルリ島・モユルリ島でのみ繁殖しているようだが色丹島・歯舞諸島ではコロニーが形成されているようだ。

 観察・撮影は落石クルーズの観察船に乗らなければまず遭遇は出来まい。最低3日間の撮影日を予定すると確実に出遭えると思うが、1日のみでは賭けに近いと思う。海霧で一面視界が無かったり、遠くの台風のうねりで波にもまれ、船上で立っていられず船酔いを起こしたり、結構ハードな撮影に成ろう。カメラの防水・防塩準備は必須だ。

 海外ではカナダのブリティッシュコロンビア州で数万羽がコロニーを構成しているとか、かの早逝した動物写真家・星野道夫も此処で撮影しているようだ。
ずんぐりムックリだが、飛んでしまえば結構カッコ良い!



他の水鳥に比べ高高度を飛ぶので知られている。

着水は簡単だが、離水は大型の水上飛行艇の様に時間がかかる。


イワシの類を咥えたエトピリカ、同時に数匹頬張っているケースも多い。