2017年8月14日月曜日

人吉で盛夏の花を探すとこうなるのだ。These are beautiful flowers of peak of summer at Hitoyoshi basin area.

 正直、真夏は野鳥が木の葉に隠れてしまう上、繁殖後の幼鳥教育のタイミングなのでなかなか人里へは出てこない。従ってなかなか野鳥観察も暑い中厳しいものがある。
 
 しかも、そろそろスズメバチの巣が大きくなり、攻撃的に成る頃なので、その他の毒虫と共に注意を怠ってはならない。過去数回マムシを踏んづけた事は在るが、一躍話題になったヤマカガシ含めて蛇には咬まれた事はない。ハチは地バチの巣を踏み抜いた事があり、一度に4匹以上に刺され大騒ぎに成った事がある。その後蕁麻疹に悩まされているが、10年経ってだいぶ治まって来た。

 今日は今回の人吉遠征で探鳥の合間に撮影した人吉盆地~市房山麓までの植物をご紹介。花の撮影はあまり慣れていないが、何とかどんな花なのかだけでも観て頂けると嬉しい。

 なかなか東京の武蔵野に居てはお目に掛かれない、珍しい花も初めて見たし、それなりに花というジャンルにも地域性が在って良いモノだと思った。例によってコンテストに出すような花専門の写真愛好家のようにはいかぬが目を細めてご覧頂ければ幸いだ。
まずは市房山登山口に咲くウバユリ、初めて見た。


花弁が根元から裂けていてユリの中でも異質な感じ。

大体葉っぱがユリの花らしくない。薄暗い木立の間に咲いていた。

さー、これは何の花でしょう?タバコの花です。

熊本県は煙草の葉の生産量が全国トップクラス。だからここ選出の自民党議員が東京オリンピックまでに禁煙を!という議員提案に反対し続けているという・・・。世界を知らぬ井の中の蛙。

ツクシイバラ原生地の土手に咲き乱れているオニユリ。

もうピークは過ぎたろうが、なかなかこれだけの群生も珍しいのでは?

オニユリの間を飛び交うキアゲハ。そういえば2枚前のオニユリ画像の左下にボケながらもキリギリスらしきバッタが見て取れる。