2018年2月4日日曜日

厳冬期1月にアジサシ類に遭遇! I encountered Whiskered Tern in a cold winter's day at Kanto flat.

 霞ケ浦へ猛禽類を撮影に行って、朝早く太陽を背に川縁で葦原を観ていたら、鋭く速い飛び方で白い野鳥が前を飛び交った。他のバーダーさんたちは全然無視しているのか気が付かないのか動きが無かったがカモメにしちゃ小型だし、細く尖がった翼端が気に成ったので少し追ってみた。
 パソコンで確認したらアジサシ系なのだが・・・。普通アジサシは夏鳥なのでこのような真冬に飛び交っている事自体不思議だった。コアジサシなのか、アジサシなのか、クロハラアジサシなのか?くちばしは黒、足は赤黒、顔の黒斑は少なめ。撮れた画像で正確な判断は難しいだろう。

 元々内陸20kmの人吉市中心にヤマセミを観察し続けている筆者は海の水鳥は全然勉強不足。たまたま飛来したクロハラアジサシ(9月)オニアジサシ(8月)も夏鳥としての遭遇だったから今回の特に寒い真冬のアジサシ系には驚かされた。


背中の色を見る限りクロハラアジサシに似ていなくもないのだが。

足は確かに黒っぽい赤色だった。





このアジサシが何であるのかはベテランのバーダーで霞ケ浦界隈をベースにされている方であれば直ぐにお判りだろうと思う。