2018年3月23日金曜日

マヒワの群れが数百羽!今年の戦場ヶ原は賑やかだ。 Oku-Nikko Senjogahara wet-land was crowded by Eurasian siskin this year.

 昨日の雪でまた戦場ヶ原が冬に逆戻りに成ってしまったと思われるが、野鳥たちは多少の風雪は上手い事やり過ごしているだろう。カラマツやダケカンバ、シラカバに覆われた森は意外に都心より自然界の動物には厳しい自然や天候から身を守るに適した環境だという事だ。

 今日の野鳥はマヒワ!武蔵野の野川でも秋口楡の実など木の実を逆さまになって啄ばむ姿が見られる。カワラヒワとの混成群で飛来する事が多い様だ。

 戦場ヶ原では居残り組のアトリとの混成群が少し見られた。しかし4~50羽程度の群れが幾つかあったような気がする。

 ヒレンジャク、キレンジャク、イスカ、オオモズなどワクワクするような野鳥群の影に隠れて目立たないがマヒワがこれだけ目の前で展開してくれるのもそうそう出遭えるものではない。

 ベニヒワもいるという話だが、北海道の道東に行けば道路端の泥や草の部分で沢山群れを成して餌を啄ばんでいるので、別に奥日光で出遭おうとは思わないが、その土地で珍しいとなるとバーダーさん達大集合に成るのだろうか?
群れるのがとにかく習性らしい。基本は渡り鳥だが東北以北のエリアでは国内で繁殖する個体も結構いるそうだ。武蔵野ではカワラヒワとの混成群も多いが、戦場ヶ原ではアトリが混じっていた。右上隅はアトリ。

お腹に縦縞がはっきりするのはメス!


餌を咥えてこちらへ飛んで来た。

上の画像の続き。


飛翔の際に黄色が目立つのはカワラヒワと同じだ。

前を飛ぶのがオス、後ろがメス。

孤高のオスって感じだろうか?